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2007/05/03 (Thu) 感覚を開く

 
ヒトは、ストレスに晒され続けると、感覚を閉じてしまいます。
ストレスを感じ続けると、身体が危険なために、
防衛本能で感じることをやめてしまうのです。

そうすると、嫌なことを感じなくなる代わりに、
嬉しいこと、楽しいこと、自分にとって心地良いことも、感じなくなります。

本人は、感覚のスイッチを切っていることに自分で気づかないまま
無味乾燥な毎日を過ごし、
人生とはなんてつまらないものなんだろう、なんて
いつのまにか思うことになってしまいます。

五感で感じながら生活を生きるのは、大切なことだと、学びました。
感覚が開いているということは、心地良いことも感じる分、
痛みも感じるということです。

カルトに関わった方や、また様々な理不尽な被害にあってしまった方は、
全力で自分を助ける必要が、あるのではないかと思います。
カウンセラーは、どこに傷がついているのか、
そのありかを探す手伝いをしてくれます。
傷の場所がわからなければ、薬も塗れませんし、傷は癒えません。

(ここで誤解してはいけないのは、
 様々な問題に対する、 カウンセラーや支援者の方々は
 本人の代わりに問題を乗り越えてくれる人ではないということです。
 支援者は伴走はしてくれますが、
 長い道のりを走りぬくのも、そのペースを決めるのも、
 あくまでも本人の足です。)


もしもそういう気力も無いくらいに、心が疲れてしまっていたら
聴覚や嗅覚に訴えるもの、そして自分が心地良いと感じるものに
触れるのもいいと思います。
心地良い音楽や香りなどは、ダイレクトに脳の旧皮質に届きます。
旧皮質は快・不快を感じ、動物的な本能をつかさどるところで、
言葉以外のものは直接、そこで快の刺激となって感じられます。
快を感じれば、感覚は少しずつ開いていきます。

(余談ですが、音楽療法は、ベトナム戦争後のアメリカで
 不眠やフラッシュバック、アルコール中毒症などに陥った帰還兵に対して
 発展していったそうです。)

一日ぼーっと、緑のある自然や、波の音のある海辺で過ごすのも良いですよね。
自然の色彩や、音を、意識的に感じていくのも、
身体をリラックスさせて感覚を開いていくことに、効果があると思います。

公的な支援機関でも、お医者さんでも、カウンセラーでも、
身近な心地良いものに頼ることでも、友人に頼ることでも、
自然に身をゆだねて空っぽになることでも、
片っ端から学ぶことでも、
なんでもいいから自分を助けるものを探して、
自分が癒えることを諦めなければ、
世界は今までとは違う側面を見せてくれると思います。

サバイバーから、スライバーへ。
長い道のりでしょうが…


失ったのではなく、むしろ得たのだと、
経験が教えてくれる日がくるかもしれませんよね。


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Author:散歩虫
議論ある仏教系(日蓮系)宗教団体を脱会した、2世のその後。
カルト問題、マインドコントロール、心理学から見た宗教問題、脱会後のリハビリ、その他いろいろ思ったことを書いています。
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