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2007/05/31 (Thu) 服を着た類人猿

本のご紹介です。

『あなたのなかのサル』 フランス・ドゥ・ヴァール著

生物学も、心理学に劣らず好きです。
この本は、面白かったしヒトという種を理解するのに
とっても役に立つと思います。

 道徳は文化や宗教から生まれたという説には、うなずくことができない。
 いまある宗教は、誕生してからせいぜい数千年の歴史があるだけだ。
 宗教の登場によって、人間の心理が根本的に変わったとは考えられない。
 もちろん宗教や文化にはそれぞれ役割がある。
 だが道徳を形づくる要素は、人間よりずっと昔から存在していた。
 霊長類の親戚たち、とくに共感を豊かに表現するボノボや、
 協力行動が盛んなチンパンジーを見ればそのことがわかる。
 道徳的な規則は、いつ、どのように共感し、協力するかを教えているだけで、
 共感や協力行動そのものはずっと昔から存在してきたことなのである。

 
本の中に、思わず爆笑してしまった、面白い実験がでてきます。
フサオマキザルというサルに、小石ときゅうりの薄切りを交換することを覚えさせる実験をしたものです。
はじめは2匹とも、きゅうりを与えます。
そのうち、1匹だけにブドウを与え、1匹はきゅうりのままにすると、
きゅうりをもらったフサオマキザルは、自分がブドウをもらえない不公平さにイライラし、きゅうりを投げ出してしまうというのです。
実験が終わる頃には、部屋の隅でへそを曲げていたというのです。

現代は格差社会と言われていますが、
サルもヒトも、格差にストレスを感じる生き物なんだなぁって、なんだかとてもおかしかったです。


自然の中の、社会性のある動物達は、群れの秩序を乱すものには罰を与え、
群れの利益になることには協力し合い、生活しています。

ヒトの社会は、「群れ」が機能しなくなってきてしまいました。
社会性というのはヒトの本能で、群れて人とつながって生活するのが本来のあり方なのです。
そういう意味でも、孤独というのは、本能を脅かす恐怖なんですね。

そして、ヒトは自然を壊すけれど、類人猿は自然を壊しません。



もう一冊。

『冬虫夏草の科学』

これは、図書館の新刊コーナーで見つけて、思わず手にとってしまった本でした。
昆虫もけっこう好きです。

「冬虫夏草」って、今まで知りませんでした。
世の中には、まだまだ知らないことがたくさんありますね。
ところでこれは、冬の間に虫に寄生した、カビやきのこの菌が、
夏に気温が上がると虫の身体の中で繁殖するものだそうで。
中国では漢方として売られていたりするそうです。

この本を開いていたら、友達に「気持ち悪ーい」と言われてしまいました。


冬虫夏草がわかるページ

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Author:散歩虫
議論ある仏教系(日蓮系)宗教団体を脱会した、2世のその後。
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