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2008/01/19 (Sat) 正義感

 
 
以前、うかがったお話です。

目の前で何がしかの犯罪、違法行為によって、けが人が出た場合、
あなただったらどうしますか?



 
その方は、一緒にいた仲間の一人が、
轢き逃げをされた現場に居合わせたそうです。
轢かれた人のところに、仲間の内の数人が介抱に回ったのを見届けてから、
犯人を追いかけました。

その経験を踏まえて、ご自身を分析されていたのですが、
そのお話がとても共感できるもので、同時に鋭いなぁとも感嘆しちゃいました。

仏教ではない、ある宗教団体の脱会者の方のお話だったのですが、
(轢き逃げのできごとは、脱会後のことだったそうです)
「自分にはそういう(悪いことをする人を見逃せないような)正義感があり、
それがカルト宗教に惹かれる資質だったのでは」
というご意見でした。

目の前の、傷ついた人を介抱する側、
そして犯人を追いかける側。
この行動を分けた要因は、なんだったのか?
お話を伺って、わたしも思ったのです。
「思想だよなぁ」って。


群れの仲間を守る、ということは、ヒト以外の生き物にも見られます。
群れを守るのは、生き物の本能的な部分によるのではないかと思います。
一方、「自分が信じるところの正義の行使」ということは、
思想によっての行動です。

ヒトの行動が、何によって左右されるのか、ということを
改めて考える良い視点をいただいたと、思いました。

(その方は、事件のあった時にはもちろん、
傷ついた人が介抱されるのを見届けてから行動に移っていますし、
勉強会でお見かけするときも、周囲の方に優しく接していらっしゃり、
非は全くない、ということを、付け加えておきます。)



何が正義であるのかは、人それぞれ違うのでしょう。
信じる思想・宗教によっても、違ってくるでしょう。

「正しいものを求めること」が、ヒトの社会にとって必要だったにしても、
その思想が、ヒトの頭の中で、目の前の現実より勝ってしまうと
現実から遊離した妄想の中に生きることにもなりかねません。
また、目の前の現実の人間を踏みにじってさえ、
自分の思想や正義感を優先させ行動してしまう、ということも起こるのです。
そしてそれが、カルト問題と言われる宗教問題の
本質に関わるのではないかと、思ったりしました。



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Author:散歩虫
議論ある仏教系(日蓮系)宗教団体を脱会した、2世のその後。
カルト問題、マインドコントロール、心理学から見た宗教問題、脱会後のリハビリ、その他いろいろ思ったことを書いています。
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